Item type |
紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2006-12-31 |
タイトル |
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タイトル |
源氏物語と現世的価値 |
タイトル |
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言語 |
en |
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タイトル |
The Tale of Genji and Value of this World |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
ページ属性 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
P(論文) |
記事種別(日) |
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論説 |
記事種別(英) |
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en |
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Article |
著者名(日) |
杉浦, 一雄
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著者名よみ |
スギウラ, カズオ
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著者名(英) |
SUGIURA, Kazuo
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著者所属(日) |
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千葉商科大学商経学部 |
抄録(日) |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
光源氏は、スサノヲノミコトをはじめとする「異郷をめざす物語」の主人公として描かれながら、俗世に身を置き、現実の世界に重きを置いている点で、かぐや姫、在原業平、そしてスサノヲノミコトの生き方とは明らかに様相を異にしている。このような光源氏の人物像は、一体何を模範として造型されたのであろうか。私はその最も強固な源泉の一つに聖徳太子があると考える。光源氏と聖徳太子とのかかわりは指摘されて久しいが、実は二人を結ぶ決定的な共通点こそ、「異郷」に深く心を寄せながらも、俗世に身を置き、現実の世界に「異郷」を現出しようと努めた点にあると私は考えたい。すなわち光源氏は、一面で、スサノヲノミコトには見られない現世尊重の精神を聖徳太子から受け継いだ人物であったと言うことができよう。その意味で聖徳太子は、光源氏の数あるモデルの一人というだけでなく、『源氏物語』を支える二本柱の一つとして、スサノヲノミコトに匹敵する重要な存在だったと結論することができるのである。 |
雑誌書誌ID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN00142578 |
書誌情報 |
千葉商大紀要
巻 44,
号 3,
p. 78-62,
発行日 2006-12-31
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