Item type |
紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2005-12-31 |
タイトル |
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タイトル |
昔話と落語 |
タイトル |
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タイトル |
Marchen und Rakugo |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
ページ属性 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
P(論文) |
記事種別(日) |
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論説 |
記事種別(英) |
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en |
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Article |
著者名(日) |
塩谷, 透
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著者名よみ |
シオタニ, トオル
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著者名(英) |
SHIOTANI, Toru
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著者所属(日) |
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千葉商科大学商経学部 |
抄録(日) |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
昔話と落語には,いずれも口頭文芸であるということにとどまらない共通点がある。まず双方に共通する話型が多い。このことは二つのジャンルの間に密接な交流があったことを想像させる。さらに双方に共通する様式的特徴もある。昔話は冒頭旬で始まり結末句で話を終えるが,落語ではマエオキで始まりオチで終わる。冒頭句とマエオキ,結末句とオチには共通する働きが認められる。それと共に相違する点もまた存在する。このように共通するものを持ちながら,相違する点もある二つのジャンルを比較することは,それぞれの性格を明らかにする上で有効な手段である。相違する点として最も重要なのは,「かたる」昔話と「はなしをする」落語という口演の様式の違いがある。それと関連して,「地」が中心の昔話に対して,落語では会話中心で物語が展開される。これらの違いがそれぞれのジャンルの特異な表現の可能性を生みだすと共に,その表現力の限界も決定しているのである。 |
雑誌書誌ID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN00142578 |
書誌情報 |
千葉商大紀要
巻 43,
号 3,
p. 31-50,
発行日 2005-12-31
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