Item type |
紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2005-09-30 |
タイトル |
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言語 |
en |
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タイトル |
Naze in Complex Noun Phrases |
言語 |
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言語 |
eng |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
ページ属性 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
P(論文) |
記事種別(日) |
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論説 |
記事種別(英) |
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en |
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Article |
論文名よみ |
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その他のタイトル |
Naze in Complex Noun Phrases |
著者名(日) |
小黒, 岳志
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著者名よみ |
オグロ, タケシ
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著者名(英) |
OGURO, Takeshi
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著者所属(日) |
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千葉商科大学商経学部 |
抄録(日) |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
本論文では,日本語の付加詞「なぜ」の振る舞いを扱い,従来の説明を批判的に検討した。従来,「なぜ」は関係節内や名詞句補部節内に生起することが出来ないという観察があり,このことは,「なぜ」がLFにおいてスコープ位置に移動し,その痕跡がECPの制約を受けるという仮定により説明されてきた。本論文では,事実を詳細に再検討し,関係節は,IPからなっており,CPを要求する「なぜ」をその内部に生起させることが出来ないということや,従来扱われてきた名詞句補部節は叙実的であるので「なぜ」の解釈が適切に行われない,ということを示した。これにより従来の説明が「なぜ」の振る舞いと無関係であると論じた。また,非叙実的な名詞句補部節の中や関係詞節の中の非叙実的CPに「なぜ」が生起できることを示し,従来の説明が誤った予測をすると論じた。さらに,このことは極小主義の観点から好ましいことであるとし,「なぜ」はそれを含むCP(無差別束縛されうる)に依存することにより,移動しなくてもスコープの特性を満たせると主張した。 |
雑誌書誌ID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN00142578 |
書誌情報 |
千葉商大紀要
巻 43,
号 2,
p. 1-29,
発行日 2005-09-30
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