Item type |
紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2004-12-31 |
タイトル |
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タイトル |
アルネ・ネスの環境哲学 : ディープエコロジーとエコソフィ(奥田俊介先生、高木道信先生、高橋正先生退職記念号) |
タイトル |
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タイトル |
Arne Naess' Ecophilosophy : Deep Ecology and Ecosophy(In Commemoration of the Retirement of Professor Shunsuke Okuda, Michinobu Takagi and Tadashi Takahashi) |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
ページ属性 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
P(論文) |
記事種別(日) |
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研究ノート |
記事種別(英) |
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en |
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Note |
著者名(日) |
若林, 明彦
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著者名よみ |
ワカバヤシ, アキヒコ
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著者名(英) |
WAKABAYASHI, Akihiko
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著者所属(日) |
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千葉商科大学哲学 |
抄録(日) |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
1960年代後半から1970年代にかけて環境問題に取り組む思想は人間中心主義から人間非中心主義,つまり環境主義へと転換した。後者には様々な思想が含まれるがその中でもアルネ・ネスが提唱したディープ・エコロジー運動は思想だけでなく実際の環境保護運動にも大きな影響を与えた。本稿は,ネスのディープ・エコロジーの概念及びそれを基礎づける彼の環境哲学を概観するものである。彼は,人間中心主義的なシャロー・エコロジーに対して生命圏中心主義,生態系中心主義としてのディープ・エコロジーの原則を,それがどのような思想を持つ者でも同意できる八項目のプラット.ホームとして提起する。そしてそのプラット・ホームがどのように究極的規範から合理的に導出され,どのように環境保護のための実践的規則へと合理的に展開されるかを示す「エプロン・ダイアグラム」という図を呈示することによって,ディープ・エコロジー運動がいかに根源的かを示す。また,プラット・ホームを導出する究極的規範は,同一のものである必要はなく,各自がそれを宗教や哲学に求めてもかまわないとされる。そこでネスは,「自己実現!」を究極的規範とする彼固有の環境哲学「エコソフィT」を展開する。それは,利己主義的な自己(self)の枠組みを突破して行き,最終的には生命圏全体を包括する自己(Self)にまで自己を拡大することを意味している。 |
雑誌書誌ID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN00142578 |
書誌情報 |
千葉商大紀要
巻 42,
号 3,
p. 335-352,
発行日 2004-12-31
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