Item type |
紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2002-12-31 |
タイトル |
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タイトル |
<論説>イエスと仏教〔3〕 |
タイトル |
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タイトル |
<Article>Jesus und der Buddhismus [3] |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
ページ属性 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
P(論文) |
論文名よみ |
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その他のタイトル |
〓 |
著者名(日) |
柴田, 秀
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著者名よみ |
シバタ, シュウ
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著者名(英) |
HIBATA, Shu
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著者所属(日) |
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千葉商科大学倫理学・宗教学 |
抄録(日) |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
いうまでもなく,イエスはキリスト教の教祖にほかならない。したがってキリスト教は,当然イエスの思想をそのまま受け継いできていると一般に思われている。ところが実は,そうではない。私見によれば,伝統的西洋キリスト教は,主としてパウロのいわゆる十字架の神学を継承してきたのである。パウロの思想にはしかし,その十字架の神学と混在しつつ,西洋キリスト教によっては「神秘主義」として切り捨てられてきたもう一面の思想が含まれている。そしてそれこそ,むしろイエスの思想に近いもの,いや恐らくパウロがイエスから正しく受け継いだものなのだ。この,「神秘主義」としてパウロに継承されたイエスの思想を念入りに探っていくと,われわれはそこに,たんにキリスト教のみならず,それとは一見まったく異質にみえる仏教思想をも包摂した真に普遍的な思想に逢着するのである。かかる視点に立って本稿では,イエスの思想と仏教思想とを,その根本的一致点に標的を絞って解明してゆこうと思う。 |
雑誌書誌ID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN00142578 |
書誌情報 |
千葉商大紀要
巻 40,
号 3,
p. 31-49,
発行日 2002-12-31
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