@article{oai:cuc.repo.nii.ac.jp:00004555, author = {吉田, 寛 and ヨシダ, ヒロシ and YOSHIDA, Hiroshi}, issue = {3}, journal = {千葉商大論叢}, month = {Dec}, note = {P(論文), 環境の再生には伝統的な手法だけでなく以前は誰も考えなかったアイデアや発明が必要となる。能力を持つ者を見出さなければならない。市場は,良い供給者を見出す。供給される財に関心を持ち,その財を理解し,あるいは理解しようとする者が供給者を評価するからだ。需要者が供給者を評価することで,市場が機能する。市場が機能するために,意思を伝える言葉と交換手段としての貨幣と交換に供される財を測る単位が必要となる。環境を,節約する必要の無い有り余る財「自由財」としているために環境破壊の不安は漠然としている。環境は自由や人権と同じ様に次世代に損なうこと無く伝えなければならない「継承財」であり,稀少性が顕在化している。kikyoは,環境の状態を測定する単位である。環境の状態を測定することで環境再生を委ねられた者の能力は明らかになる。再生された環境は市場での取引が可能となる。行為には目的があり,目的を達成するためには費用を伴う。継続を求められる企業には,稀少性が明らかになった継承財の費消に対する責任が生じる。企業は,費消した継承財の測定方法があきらかになることでその責任から解放される。破壊した環境に相当する再生された環境を購入すればよいからだ。非財務情報として扱われてきた環境会計は,企業が「継承財の価値を損なうこと無く次世代に伝える」責任を果たした費用として財務会計に取込まれる。環境を破壊していた者は,環境会計報告書という免罪符から逃れることができる。}, pages = {1--13}, title = {拡張する財務会計の情報領域 : 環境会計の非財務情報から財務情報への転換}, volume = {44}, year = {2006} }