@article{oai:cuc.repo.nii.ac.jp:00004512, author = {藤川, 吉美 and フジカワ, ヨシミ and FUJIKAWA, Yoshimi}, issue = {1}, journal = {千葉商大論叢}, month = {Jun}, note = {P(論文), 本稿「羅針盤は進化する」-合意形成論序説-は,「政策」を舵取りとし,また「社会的協力の理念・正義概念・共通ルール」を羅針盤と定義し,羅針盤の対立から相互不信や喧嘩が生じて戦争状態に突入するという条理を論じる。続いて,人類の歴史は,羅針盤の統合のプロセスであること,しかし,羅針盤の統合は今日の「対話と合意」の時代には,武力や暴力に訴えてではなく,自発的な合意形成によって達成されなければならないこと,合意それ自体に意味があるのではなく,その科学的な根拠こそが重要であること,なぜなら,一般に,合意形成ゆえに正しい,または,正当だからではなく,逆に,正しい(正当である)がゆえに,合意形成に達するからであることについて論ずる。最後に,羅針盤には万古普遍なるものはなく,古代ギリシア以来,社会的協力の変化に伴ってたえず変化して今日に至っていることについて論じたいと思う。序でながら最新の羅針盤はどういうものかについても述べておきたいと思う。}, pages = {1--9}, title = {羅針盤は進化する : 合意形成論序説}, volume = {44}, year = {2006} }