@article{oai:cuc.repo.nii.ac.jp:00004320, author = {杉山, 謙二郎 and スギヤマ, ケンジロウ and SUGIYAMA, Kenjiro}, issue = {1/2}, journal = {千葉商大論叢}, month = {Sep}, note = {P(論文), 企業家史を構築するに際して収集する史料は,既に一般的に受け入れられている経済史上,産業史上の概念やその基となる史料の検証に有効である。本小論は琵琶湖の湖上交通と兵庫の兵庫製鉄所(加州製鉄所)の濫觴に関する基礎的史料「後藤報告」(『史談会速記録』)の史料としての信頼性を徳三郎関係史料によって検証したものである。これによってこの二つの産業の創成について,ある程度の史実に沿った再構築が可能となったと信じるが,この作業は同時に明治の企業家杉山徳三郎自身が,長崎製鉄所所属の地役人から文明開化の新しい時代の担い手たる技術者として,独立した歩みを始める最初のステップについて光を当てる作業でもあった。本検証を通して黎明期の産業の成り立ちや維新期を迎えて高いアスピレーションによって動かされた人々の姿に接することが出来る。}, pages = {185--202}, title = {明治の企業家 杉山徳三郎の研究 : 創成期の大津造船所と兵庫製鉄所について : 徳三郎史料による史談会資料の検証}, volume = {41}, year = {2003} }