@article{oai:cuc.repo.nii.ac.jp:00004291, author = {濱田, 弘作 and ハマダ, コウサク and HAMADA, Kousaku}, issue = {4}, journal = {千葉商大論叢}, month = {Mar}, note = {P(論文), 21世紀の監査業務は国際的監査局面に直面した。このことは20世紀末葉(1990年代)における監査領域が,極めて複雑な状況の下で遂行されるに至ったからである。すなわち資本市場は,Corporate Governance (C. G.)が必須の局面,所謂強力な動的監査職を要求した。国際的監査基準の発達に係わる重要な時期に,その論争を展開する様に国際監査実行委員会(the International Auditing Practices Committee; IAPC)が,CGの発達を探求し利害関係者,技術進歩にもとづく株式会社報告書において,非財務的測定の発展要請が,監査に新な枠組を要請した。消極的要請の下で,報告はそれが追加的価値ばかりか,明確な伝達による適正さを求めた。現行における監査基準は,21世紀の環境局面で既に変化の兆をみたことになる。IAPCの目的は監査業務を助成することにある。それは21世紀の環境局面を考慮し,変化を吟味することにあった。真にIAPCの役割は,監査業務を助成し進展させることであった。関心を惹起した名声と地位の維持を図る限り,公衆の期待に応えるという基準や指針を公刊し,重要課題の発展を提言する。会計士国際連合はIAPCや他の委員会を通して,今日,必要に直面した基準を認識し,その中軸を確立するため過去20年以上に亘り,最大級の職務を遂行してきた。今や将来の重要課題を探求するに至っている。すなわち,金融市場のグローバリゼーション化,資本市場におけるIOSCOの関心,および国際的株式取引が出現したからである。IAPCは,監査専門職のリーダー・シップにとって協議事項の発展に重要な役割を演じてきた。而して監査人は会計,真実,公正を旨とする企業の適正管理,法律を遵守した健全な経営環境や社会問題に対し,責任ある局面での開示に係わるに至った。コーポレート・ガバナンスの発達は,監査人に対して,広範囲に亘る利害関係者(例えば株主)に奉仕のため,株式会社報告書上で,不確定な非財務情報の発展を確固とする要請に応えた監査証明,監査報告について新たな体裁で応えるに至った。換言すれば,国際的監査基準の設定者や監査教育に重要問題を提起した。グローバル・ビジネスや資本市場の発達は,CGの発展が国際的次元を呈示し,世界中で完全な合致を見る傾向にある。ここに監査基準,情報技術,行動,および持分所有者の視点から下記の構成で言及を必要としたのである。S1 監査領域におけるCGと監査の現況 S2 公衆の利益と財務諸表の信頼 S3 企業への期待:管理,不正行為の有無 S4 環境問題への対応に対する評価:財務報告書 S5 むすび}, pages = {129--144}, title = {監査とコーポレート・ガバナンス : 21世紀への展望 : J. R. パーシー所説にそって}, volume = {40}, year = {2003} }