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アイテム
妖精の贈り物
https://cuc.repo.nii.ac.jp/records/2092
https://cuc.repo.nii.ac.jp/records/20929aff865c-df62-43ea-a1eb-f242213e52bc
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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KJ00004437486.pdf (1.6 MB)
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Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2005-12-31 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 妖精の贈り物 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Les dons des fees | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
記事種別(日) | ||||||
値 | 論説 | |||||
記事種別(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Article | |||||
著者名(日) |
花田, 文男
× 花田, 文男 |
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著者名よみ |
ハナダ, フミオ
× ハナダ, フミオ |
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著者名(英) |
HANADA, Fumio
× HANADA, Fumio |
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著者所属(日) | ||||||
値 | 千葉商科大学商経学部 | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 人の一生は神々によって定められているという信仰は古い時代からある。ギリシアではMoirai,ローマではParcaeの三姉妹の女神が,北欧ではnornirたちが運命を定める役割をになっていた。中世のフランス文学に登場する妖精feeは彼女たちの末裔である。人の誕生に際して,妖精たちは主人公の枕元におとずれる。多くの場合彼女たちはやはり三人で,主人公に好運,あるいは不運を与える。王の招待にあずからず,金の食器も供されなかった年老いた妖精が,いまいましさのあまり,つむが手に刺さり,それがもとで死ぬ運命を生れたばかりの王女に与える。最後に控えた妖精によって,死は百年の眠りにかろうじてとって代えられる。誰もが知っているシャルル・ペローの「眠れる森の美女」のお話である。同じようにオーベロンは妖精たちによってさまざまな贈り物を与えられるが,一人の妖精の悪意,腹立ちから身のたけが三尺に満たない小人の運命に定められる。他の善意の妖精,あるいは奇妙なことに当の妖精からその埋め合わせに類いまれな美しさを得る。中世フランスの物語文学の諸ジャンルである武勲詩,アーサー王物語,冒険物語を通じて,妖精の贈り物を受けた主人公は枚挙にいとまがない。アーサー王自身もある異伝によれば,この恩恵にあずかった。妖精からの贈り物は民間伝承の中の信仰としても,文芸のモチーフとしても,中世の作者と読者によって偏愛されたようだ。ここではその一端を通観する。 | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00142578 | |||||
書誌情報 |
千葉商大紀要 巻 43, 号 3, p. 1-30, 発行日 2005-12-31 |