@article{oai:cuc.repo.nii.ac.jp:00001880, author = {OHNO, Misa}, issue = {3}, journal = {千葉商大紀要}, month = {Dec}, note = {P(論文), 『緋文字』の序文「税関」は,ホーソーンがセーレム税関に勤務した3年間を描いた自伝的エッセイである。そこには,近代的な家族形態が出現し,性別による役割分担が強化される一方で,作家という職業が女性的なイメージを与えられがちであった19世紀前半のアメリカで,男性作家ホーソーンが持っていた,ジェンダーに対する複雑な感情を読みとることができる。作品には,社会に受け入れられているジェンダーの基準から逸脱しているホーソーンの姿が見られると同時に,社会が男性らしいとするものと自分自身をなんとか結びつけようとするホーソーンの姿も見られるのである。本稿は,歴史家によるアメリカの家庭生活についての研究や,ホーソーンの伝記を参照しながら「税関」を読み直し,ホーソーンがジェンダーに対してどのような態度をとったかを考察することを目的とする。}, pages = {69--80}, title = {
Hawthorne's Struggle for a Masculine Identity in "The Custom-House"}, volume = {40}, year = {2002} }